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ZBrush 4R8 - 3Dギズモ

Posted by thattori43 on 14.2017 ZBrush関係   0 comments   0 trackback

Pixologic ZBrushのアップデート4R8が来ましたね。
今回の機能強化も概要を読んでいるとALPHA 3DとかMULTI VECTOR DISPLACEMENTとかダイナミックブーリアンとか。。結構強力な機能追加がなされてますね。

早速アップデートしてみました。

ssss.jpg


まずは、今まで出来た事が難なく出来るか? という観点から今回からトランスポーズ周りで変更された3Dギズモを見てみた。

ZBrush Coreではもう既に採用されてるのかな? 今までのZBrush独特のトランスポーズツールが変更されている。
一般的な3Dツールにより近い感じの物になってるのだけど、従来のマニアックなトランスポーズギズモに慣れてきた自分としてはちょっと面食らってしまったのが実情。

一般3Dツールのギズモっぽいんだけど、それはそれ、やはりZBrush独特なエッセンスが加えられている。

こんな感じでギズモに付随してなんか機能が付随している。
s3_20170614195421438.jpg


まずは一番左の歯車の形をしたツールボタン。
この歯車をクリックするとこんな感じのメニューが出現してベンド、ツイスト等。。いろんな感じのデフォーミングを行う事が出来る感じ。
s2_20170614195420037.jpg


こんな感じのラティスっぽいデフォーマーなんかも追加されている。
s1_20170614195419450.jpg


歯車の右の4つのツールはギズモの位置を固定したり、センターポジションをサブツールのバウンディングBox中心に持っていったり、シーン座標の中心に持っていったりする機能。

こんな感じだけど、多分実際に使用してみないとイメージが湧かないかも知れませんね。
s4_20170614203033364.jpg


あと一番右の横棒の様な物は選択したサブツール全体に対するトランスポーズオペレーションを一括で行える物で、機能的には今までのZBrushではやり辛かった事が簡単に出来る様になった感じ。
選択は(Shift + CTRL クリックで対象サブツールを選択する感じ)

じっくり使い込んでみないと何とも言えないけど、機能的には便利になった事は間違い無いのだけど、 従来のあのマニアックなトランスポーズツールはもう使えないのかなぁ。。

その他、4R8の追加機能はおいおい見ていきますが、この3Dギズモは頻繁に使うコアな機能なので覚えないといけないなぁ。。と思って真っ先にチェックしてみました。^^;



髪のノイズを取る

Posted by thattori43 on 24.2017 modo関係   0 comments   0 trackback

 我流でやっててわからない事があるとその都度ネットで検索をかけるという勉強方法をしてるので自分にとって優先度の高い物と低い物に対する知識の差が激しい。

髪もその一つ。 フォトリアルをやろうとするとどうしても避けて通れない。 
多分、人物CGがフォトリアルに見える要素の半分くらいはこの髪の部分が担ってると言っても過言ではないのだろうか?
と個人的には思う。

髪って実際は単なる筒状の物体では収まらず、ミクロなレベルでは表面がとても複雑な構造をしていて、これによりある意味独特な複雑な光の反射、屈折等が発生している。
よって専用シェーダーが用意されてるわけだけど、とてもレンダリングコストが高いマテリアル。
MODOでもデフォルトのレンダリング設定でレンダリングしてしまうととてもノイジーな結果になってしまってがっかりしてしまう。

この髪に発生するノイズを低減する件に関して検索していたらThe Foundaryのフォーラムである発言を見つけた。
「少なくともヘアマテリアルのGIレイ数を2048以下でレンダリングする気にならないわよ」
みたいな感じの発言だ。 
MODOのデフォルトセッティングが64なのでマジかよ? 
みたいな感覚にとらわれた。。
こういう数字だけの設定項目って独学でやってるとどのくらいの塩梅が妥当なの? という事を実際に自分でカット&トライで試してみるしかないんだよねぇ。。^^;

という事で実際にGIレイの数値によるレンダリング結果の差異を確認したのが下の画像。

h_noise2.jpg

結果、とても素敵だった。 ぐっとノイズが減った。^^ 
(今まで私のレンダリングクオリティはずっと上図左程度だったんだけど。^^;)

ただ、これによってレンダリング時間は3〜4倍位と劇的に増た。
このヘアのGIレイ=2048という設定が常識的妥当な数値なのか、あるいは過剰すぎるのか全然判断できましぇん。
(だって、我流だもん。^^;)

ライトサンプルの数を増やすとか、レンダリング画像の解像度を上げる(1ピクセル中に入り込むファーの本数を減らす)とかというのもこのノイズ削減活動の一つとなりうるんだけど、自分の中の変数がまた一つ増えたって感覚。

まあ、レンダリング時間とのトレードオフになるのでドラフトレンダリングの様なちょっとしたレンダリングでは今まで通りの設定で、また、本気レンダリングでは今回得た地識を取り入れる事にしようと思います。

このての設定って基本的すぎるのか、はたまた一概には言えないからなのか、はたまたMODOでフォトリアル人体を作ってる人が少ないのか、なかなか欲しい情報にありつけなかった。


Head & Body

Posted by thattori43 on 29.2016 ZBrush関係   2 comments   0 trackback

 今年も残すところあと約1か月。 
とりあえず最近の彫りを動画に残してみました。

頭: Dynamesh 64開始して徐々にメッシュ密度を上げていきDynamesh 256まで掘り進めていきキリの良いところでZremesherでリトポしております。

体: Zsphere→メッシュ化→メッシュ密度を上げていく→Dynamesh(胸の追加)→Zremesherでリトポ。

という流れをとってます。 まつ毛、髪はIMMブラシを使用して追加しております。
ちょっと頭と体のサイズバランスが悪いかも知れません。
まあ、スピードスカルプトの一環として。^^;


fa1.jpg

body_201611292032385d1.jpg

頭部のリトポ(Zremesher)

Posted by thattori43 on 22.2016 ZBrush関係   0 comments   0 trackback

 かなり前にZRemesherの事を書いたけど最近は海外の方の動画を拝見していて「あ、いいなぁ」と思った頭部のリトポフローがあって試してみるとやっぱり良かった。

スカルプトはポリゴンモデリングと違って造形後に実用的なトポロジーを再構築する作業が残ってて、これがある程度ストレス無く自動で出来る様な仕組みが整ってるのと無いのでは作業効率、モチベーションを大きく左右するよね。ってな感じかな。
実際、私なんかはどうでもいい様な小物なんかはボタン1発でポチッとリトポしてくれる結果をそのまま使ってる。
人の体、衣装なんかも特に設定しなくてもかなりいい感じにリトポしてくれる。

という事で気をつかってるのは頭部だけで、普通にZremesherガイドを引いてZremesherでリトポしてもなかなか思った様な結果が得られなかったり、そこそこ妥協できる結果に行き着くまでに何度もカット&トライで繰り返したりした挙句、諦めてマニュアルでリトポするといった事をして来たのが多かった。

そんな中で偶然見た動画(もう今では掲載場所を覚えてないんだけど。。^^;)で「あ〜成る程な。。」と思ったものがあって、実際試してみたところかなり良い線まで行くな〜という結果が得らました。
人の動画って見てるとたま〜に目からウロコ状態なエッセンスが詰まってて良いですね。(例えば口の中の彫り方とか。)

方法はPolygroupをキープする指定でZremesherを実行するという物で単純といえば単純なので実際にやってる方も多いのではないかと推測します。
私も衣類、なんかで明確にポリゴンループラインを残したい様な箇所はSlice CurveでPolygroup分けを行ってZremesherを掛ける事が多いんだけど、人の頭部にはこれを使ってなかった。

Polygroup分けはなるべくドーナツ的な形状を意識した感じで行うのがポイントですね。
目、鼻、口の様な穴を中心にドーナツ的にリング状にPolygroupを分けて明確にエッジを入れたい場所を境にpolygroupを切るみたいな感じで。
zr3.jpg


もし口の中まで作り込んでいたらそこも唇と分けてpolygroupを分けておいた方が良いですね。
今回の例の場合は口内は作り込んで無いので図の様な感じで唇と口の周りでpolygroupを分けて唇を分ける形にZremesherガイドを1本引いてあります。
また、首はSlice Curveなんかでざっくりと切り落として開口させておきました。
zr4.jpg

そんでもってZremehserのメニューでKeepGroupsのボタンをONでポチッとZremesher。
zr5.jpg


結果は多分、こんな様な感じになります。(ポリゴン数は必要によって調整で。)
かなり良い感じにリトポしてくれてますね。 これだと必要によってマニュアルでちょちょっと再リトポするだけでそのまま使えますね。 
何度もガイドを引き直してってやるよりは手早く良い結果が得られると思います。
zr1.jpg

模索中

Posted by thattori43 on 15.2016 ZBrush関係   0 comments   0 trackback

 ZBrushを始めてもう3年くらい経つのかな。。
最近はもうやってないのだけど、デイリースカルプトをかなりやったし、人のスカルプトTimelapseを散々見て、その中でも「ん? 自分の知らない機能を使ってる。。」と思ったものは色々機能をググって調べた結果ZBrushがかなり自分に手慣れた物になった。
 多分、1か月程度の期間ならZBrushを全く触らなくても手に染み込んだ感覚はそう簡単には風化しなくなった。と思う。 散々使ってると狙った曲面をある程度自在に作れる様になってくる。
こうなってくると、本当に紙に鉛筆で絵を描く感覚と全く変わらない感覚になってくる。
そうなると、自分の作った造形物ってそのまんま自分の画力を露骨に露呈する結果になるね。ある意味恥ずかしい。 

最近は空いた時間にポツリ・・ポツリ・・とアニメ的なキャラを彫っていたけど、殆どの時間はYouTubeでこの手のキャラを彫っている人達の動画を見ることに費やしておりました。
動画を見た後はその人の彫りのスタイルを真似て彫ってみる。また別の人の動画を見ては彫ってみるという感じのアクションを繰り返しておりました。 
なるべくZBrushは触らないでただひたすら人の彫りの動画を見て、たまにちょっとそれに合わせて彫るというのを続けていたわけだけど、これは長年で染み付いてきた彫りの手グセという物を一旦捨てられないかなぁ。。という感じでやってみております。野球選手のバッティング改造みたいな感じかも知れない。
アニメ的キャラを彫ってみたのも、同じ人物でも今まであまりやってない感じの彫りをすることで自分についた手グセをリセット出来るかな?的な感じ。

今は徐々にアニメ→セミリアル的な感じに移行しつつって感じになってます。 
なんか、画力の矯正をやってるって感じ。^^;

ZB_20161115205154731.jpg

ZB2_20161115205155d62.jpg

zb3_20161115205740ba3.jpg

  

プロフィール

thattori43

Author:thattori43
使用機種: Mac pro(MB535J/A)
趣味でCGやってます。

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